父母が70歳を過ぎ、色々な症状が出て、健康について考えることが増えてきた今日この頃です。
「なるべく元気で楽しんで長生きしてほしい」
そんな思いであれこれと調べるようになりました。
体の不調と健康には食べ物が大いに関係していると思います。今回はアブラについて考えます。
まず、我が家のアブラ事情ですが、裕福な家庭ではなく、また節約志向なので、料理に使う油は、スーパーで安く売られているもので、ペットボトルに1リットル500円前後で売られているものです。
それを天ぷらをすれば、数回使い、黒くなるとさすがに新しくする。といった形です。
そんな我が家で育ち、なんの疑問もなく元気に育てていただいたので、問題とも思っていなかったのですが…。
調べてみると、油は酸化すると体に毒になると…。
ほんまかいな。ですが。いろんな方が発信しておられるのを見ると、油の酸化の原因には3つあり、一つ目は光です。日光だけでなく蛍光灯でも酸化を促してしまうそうです。二つ目は空気です。三つめは熱です。油ごとに”限界温度”なるものがあるようでそれを超えると油の酸化を進めてしまうようです。
そもそも酸化がなぜ悪いのか、あるサイトでは「酸化した油に”ラジカル”なるものが発生し、それが細胞やDNAを傷つける」とありました。しかし、ためしてガッテンでは、酸化した油に害はないと言われていたり。はたまたそれは3日しか置いていない油での実験であり、やはり害はあるとのサイトの方もあり…「どないやねん」です。体には解毒作用があり、多少の酸化油は対応できる。という人もいました。
ただ、何回も使うと、天ぷらにしたものから溶け出したうまみや成分が油にとろみをつけて、そのせいで油が揚げ物に多くまとわりついてしまうということもあるようです。とりあえずは、母親には「数回使った油は変える」ように、また、「長期に置いた油も変えるように」話そうかなと思います。とにかまた、実家は畑もしてるので、使用済み油を使った肥料の作り方も紹介してみようかなと思います。
健康に良いと言われるオリーブオイル。これは日本の基準が緩く、”エキストラバージンオイル”もヨーロッパの”エキストラバージンオイル”とは違うという説もあり。更に輸送の過程で日光、温度、ペットボトル容器では空気も触れるとのことで手に入るころには酸化がかなり進んでいるんだという話もありました。えごま油も熱で良い成分は壊れているとか、ココナッツオイルも皮膚に塗る分には良いが食用には良くないとか。ネットの情報もいろいろです。
我が家でもココナッツオイルやオリーブオイルを使った事がありました。が、私も母も独特の匂いが好きになれず、「これは日常使いできないな」と思いました。安物のまがい物だったのか?良いオリーブオイルなら食べやすいのか?わかりません。それにしても価格的に我が家では使い続けることは難しそうです。
油のいろいろ見ていて、コメ油が良いかなと今のところ思っています。
油の製造方法でもいろんな情報が出ていて、化学薬品を使った”抽出方法”は悪く”低温圧搾”が良いという情報もありました。大体の安い油は”抽出”タイプで”低温圧搾”は抽出の3倍くらいの価格がします。
天ぷらに3倍の価格の油はなかなか使えないなあと思います。
そんなこんなで今のところの自分の解決案は、1、天ぷら油は粘りが出てきたら交換する。2、スーパーの安物で良いので米油を利用する。3、サラダに使うような生で食べる油はピンポイントで良い油(圧搾のこめ油)を使う。です。
プラス、レモンやスダチなどのクエン酸を一緒に摂る努力をする。です。
長寿のスペインやガンの発症率が少ない国では良いと言われるオリーブオイルを使っているからオリーブオイルが有名になったのですが、私は、「その国の料理にレモンを頻繁に使っていること」「料理に魚介類を使っていることが多い」というのも健康の秘訣かなと思います。
私はなるべく不自然な形ではなく、長く生きてきた土地で体に合うものがあるはずだと思っているので、魚が少ない山間部ではそれに代わるものがないか、なるべくこねくり回さない形で?(笑)食品を取り入れていけたらと思っています。
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